株式会社ジーニーは、国内外で広告プラットフォーム事業やマーケティングSaaS事業などを展開されています。内定承諾率の改善を背景に、2024年3月にRekMAを導入。その結果、課題だった内定承諾率が大幅改善するとともに、候補者から好感触が得られる採用プロセスに進化しています。
これまで抱えていた課題やRekMA導入の効果について、人事部採用グループマネージャーの池田真弓さん (以下、池田さん)、同グループ中途採用チームの星拓海さん(以下、星さん)、そして実際にRekMAを通じて中途入社された帆苅郁哉さん(以下、帆苅さん)にお話をお伺いしました。
- 導入前の課題
-
候補者の情報が把握しきれず、エージェントに頼った守りの採用だった
- 内定承諾率に改善の余地があった
- 候補者の情報把握が不十分だった
- エージェントからの情報を待つ「守りの採用」だった
- 選んだ理由
-
候補者の正確な情報把握を期待
- 選考プロセスにおける候補者の情報を把握できることを期待
- 導入後の成果・効果
-
RekMAで候補者の心境を可視化、内定承諾率が56%から100%に改善
- 56%だった内定承諾率が100%に
- 選考プロセスにおける候補者の心境の変化が可視化
- 自ら候補者の情報を取りにいける「攻めの採用に」
RekMA 導入理由・背景
候補者の正確な情報把握を期待
ーーRekMAを選んだ理由を教えてください。
池田さん:導入の背景は内定承諾率の改善にあります。内定承諾率を改善するためには、候補者の正確な情報を選考プロセスの中で引き出して、その情報をもとにこちらからの情報提供を変えていくことが必要になります。ただ、候補者に対してリクルーターが話を聞きに行くのは時間的な制約もありますし、またリクルーターの質によっ てその引き出しがうまくいかないこともあります。
RekMAを導入することによって、選考プロセスの中で候補者の正確な情報を把握し、それを元にこちらから情報提供できるよう改善できればと考えました。
RekMA 導入後の成果・効果
RekMAで候補者の心境を可視化、内定承諾率が56%から100%に改善
ーーRekMAを導入された効果はいかがですか。
池田さん:導入前は平均56%だった内定承諾率が、導入後は3ヶ月間100%をキープしました。他の施策も並行していたこともありますが、ReKMAを導入させていただいた効果が大きいと思います。
選考プロセスの中で候補者の心境がどう変わっていくかが可視化されたことがすごく良かったと思います。1次面接で気にしていたポイントが2次面接で解消していくのを肌で実感できた時にはすごいなと感じました。候補者とお話する際に、どこの企業を受けていてどんなフェーズなのかを正確にヒアリングするって難しいのですが、RekMAの回答経由で現在受けている会社を全部記載していただけたりプロセスが明確に伝わってくるのでそこが印象的でした。
RekMA 導入後の体制の変化
候補者情報を自ら取りに行けるように
ーー採用の現場としてもどのような変化がありましたか?
星さん:受けの採用から攻めの採用に変わったと思っています。
私たちの会社は、エージェント経由での採用が多く、エージェントから情報をいただかないと次のアクションが取れないことがありました。しかし、RekMAを導入し てからは、実際にこちらから情報を取りに行くことができています。
RekMAから得られた情報を元にエージェントの方に申し送りをしたり、次回の面接官に向けて懸念点やこんなところを見て欲しいという申し送りをすることができるようになりました。 リクルーター起点で選考を進められるようになり、攻めの採用に変えることができたのが大きな変化 だったと思います。
ーーエージェントの方の反応はいかがでしたか?
星さん:エージェントには回答いただくためのURLを私たちからお送りして、そのURLを候補者の方に届けていただいてるような形で連携しています。RekMAの利用を渋られたエージェントは特にありません。候補者体験を良くするためという名目でしっかりとお伝えさせていただいていたので、そこに対するエージェントとのハレーションは起こりませんでした。
RekMAを体験して候補者の方からの声
オファーレター、候補者の思い出に残る体験に
ーー候補者の方の反応はいかがでしたか?
池田さん:反応はすごく良いです。実際に「ここまで準備をしてくれた会社はない」という声も頂いています。面接の過程で会っていないスタッフにメッセージを入れてもらうケースがあるのですが、「一緒に働く人 たちのイメージがついた」という話も聞いています。
星さん:オファーレターに関しては、「こんなの初めて見た」という反応が本当にほとんどです。実際そういった声を候補者からいただいているからこそ、内定承諾率が向上しているというのもあるので、思い出に残るもの・記憶に残るものとしてオファーレターはとても良いものになっている、良いプロダクトなのかなと感じています。
ステップレターに関しては候補者様にとって、受け入れやすいと思っております。エージェントからアンケート回答をお願いしている場合が結構あると思うので、そこに対して「ちょっと手間だと感じた」といった言葉はいただいておりません。
RekMAを体験して入社された方の声
「丁寧な対応」で他社との違いを実感、レターを通じて不安事項も解消
ーーステップレターやオファーレターの印象はいかがですか?
帆苅さん:(ステップレターは)すごく便利だなと感じました。他社だと、エージェント経由で3段階評価とか「選考受けてみてどうでしたか」等を回答していました。
RekMAでは、もう少し詳細な部分や、私からの要望事項を細かく書けるところもあったので企業に対して不足なく気持ちを伝えられると思います。
具体的には1次選考が終わった後に、「こういったところを評価してますよ」という共有だったり、懸念や魅力に感じていただいている部分をご確認いただきました。あとその内容を踏まえて次回選考のお話をしていただけるので、すごく丁寧だなと感じた部分です。
オファーレターは、想いの部分が伝わりやすいかなと思っています。実際にRekMA経由でオファーレターをもらった時には、一緒に働く仲間からのメッセージもありました。詳細に書いてくれたので、私自身入社するにあたっての不安はなくなりました。そこの部分は他社との違いだと感じています。
RekMAに期待すること
データを起点にもっと得られる情報の精度が高くなることを期待
── 最後に、今後のRekMAに対して期待することを教えてください。
星さん:今後のRekMAに対しては、今頂いている情報がこれから精度高く溜まっていくと思いますが、その情報を元に「回答をしているこういったターゲットの人」だったらどれくらいの内定承諾率なのか、または実際に入社確度がどれくらいなのかといった情報をエージェントでしか聞けなかったものをRekMAで数値として表していただけるようなプロダクトに進化していただけると、本当に手放せないプロダクトになってくると思っています。
※ページ上の内容は2024年8月時点の情報です。