デジタルテクノロジーとのかかわり方を人々にとって幸福なものにするために、カスタマーサポートプラットフォームであるZendeskの導入/活用支援を中心に、CX向上およびEX向上につながるサービスを提供する株式会社エクレクト。RekMAを活用した採用活動で、驚異の内定承諾率100%※を実現しました。
※2023年8月時点のデータ(2022年9月利用開始)
本記事では、エクレクトの採用責任者である佐藤裕希さん(以下、佐藤さん)、RekMAを通じて入社された野中愛美さん(以下、野中さん)、笹原大樹さん(以下、笹原さん)、渡久地豪さん(以下、渡久地さん)、そして代表取締役の辻本真大さん(以下、辻本さん)に、RekMA活用の成果や内定者・社員からのリアルな声をお伺いします。
- 導入前の課題
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内定承諾率や回収率が課題
- 新卒採用における内定承諾率や回収率に課題があった
- 数字だけを追い求めるとエクレクトの採用文化から乖離してしまう懸念があった
- 選んだ理由
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エクレクト「らしさ」とKPI達成を両立するために
- 採用のKPIも追いつつ採用方針や文化も守りたいというニーズに合致したサービスだった
- 導入後の成果・効果
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驚異の内定承諾率100%を達成
- 導入後の期間で、内定承諾率が50%から100%へと大きく改善した(29名連続承諾)
- 面談や採用プロセスに対するフィードバックの収集がシステム化された
- 内定者に対して企業文化や期待値を事前に伝えられ、入社後のギャップが減少した
RekMA 導入理由・背景
エクレクト「らしさ」と内定者の体験向上を両立するために
── エクレクトがもともと抱えていた、採用における課題とは?
佐藤さん:私たちが直面していたのは、候補者の方に内定承諾いただける材料をどう準備できるか、従来の在り方ではなくエクレクトらしい価値観でどうアプローチするかという課題でした。
単にクロージングする、承諾率を上げる、ということではなく、これまでの転職活動において重ねてきた選考体験に加え、転職を支えて応援してくださったご家族や、友人仲間の方にも「この会社に内定して良かったね」と言っていただけるような、内定者のバックグラウンドにもアプローチできるオファー体験を模索していました。
当社の採用方針は、内定者の方々に「なぜこの会社で働くのか」をしっかりと理解し、納得していただいた上で入社していただくことに重きを置いています。そのため、ただ数字を上げることを目指すのではなく、一人ひとりに寄り添った対応が求められます。しかし同時に、内定承諾率を上げることも求められており、このバランスを取るのが難しい点でした。数字ばかりを追い求めてしまうと、人を大切にするエクレクトの文化から乖離してしまうのではないか。このような葛藤の中で出会ったのが、RekMAというソリューションでした。
RekMAを体験して入社された方の声
これから共に働く仲間からの声が安心を生む
── 現在採用を担当されている野中さんは、実際にRekMAのオファーレターを受け取って入社を決められたとお聞きしました。採用担当者、内定者の2つの視点から見たRekMAはどうですか?
野中さん:採用担当者としても内定者としても、RekMAのフォーマットは非常に優れていると感じています。
採用担当の立場から見ると、企業ごとの特色をうまく表現できるため、候補者に対して伝えたいメッセージをより誠実かつ的確に伝えられるところが気に入っています。
一方で、内定者の視点で見ても、RekMAのオファーレターには企業のミッションやビジョン、職場の環境や文化、さらには先輩社員からのメッセージなど、入社前に理解しておきたい重要な情報が網羅されています。
このように、入社前の不安を解消し、期待感を高めてくれる内容がしっかりと盛り込まれているのは非常に助かります。RekMAを使うたびに、とても良いサービスだなと実感しますね。
── 内定者としてRekMAのオファーレターを受け取った笹原さん、渡久地さんはいかがでしたか?
笹原さん:オファーレターを実際に受け取ったとき、まず素直に驚きましたね。これから一緒に働く仲間たちの熱意や考え方がダイレクトに伝わってきて、「こんなに素晴らしいサービスがあるのか」とびっくりしました。
渡久地さん:私が特に印象的だったのは、その見やすさと分かりやすさです。 通常、入社を決める段階でこれから働く会社の雰囲気や、共に働く仲間たちの人となりを知ることは難しいと思います。RekMAのオファーレターには、そうした情報が事前に提供されていて、それが大きな安心感に繋がりました。
RekMA 導入後の成果・効果
驚異の内定承諾率100%を達成
── 内定者の皆さんから「安心感を得られた」といった声をいただきましたが、採用責任者の佐藤さんはRekMA導入の効果をどう感じていますか?
佐藤さん:RekMAを導入してから、まず顕著に現れたのが内定承諾率の向上です。導入前は50%だった内定承諾率が、なんと100%に達し、29名全員が承諾してくれました※。これは非常に大きな成果であり、RekMAの効果を強く実感しています。※2023年8月時点のデータ(2022年9月利用開始)
さらに、RekMAの導入により、面談フェーズごとのヒアリングや候補者体験に関するフィードバックの収集をシステム化することができました。今後はこれらの情報を元に、これまで担当者に依存していた面談の質をテックタッチで標準化し、全体的なクオリティ向上とその時々の候補者や配属の部門に応じた、最適なオファー体験の実現を進めていきたいです。その結果、チーム全体で採用活動をする上での育成コストの削減や、エクレクトの文化の醸成にも寄与するのではないかと思います。
── 最後に、代表の辻本さん。RekMAの導入による成果と今後の期待について教えてください。
辻本さん:RekMAを通じて、採用活動の中でエクレクトの想いをしっかりと伝えられるようになり、それが内定者の方々や社員にとって非常にポジティブな影響を与えていると感じます。
内定者に対しては、入社前に私たちのメッセージを丁寧に伝えることで、入社後のギャップを減らし、スムーズに業務に取り組んでもらえる環境を整えられていると思います。特に、「エクレクトがあなたに期待すること」を明確に伝えることにより、方向性がぶれることなく進むことができ、結果として高いパフォーマンスや心理的安全性の向上に繋がるのではないかと期待しています。
また、「内定者に想いを届ける」というプロセスを社員全員で行うことで、新しい仲間を迎える責任感やエクレクトの一員としての自覚を深める良い機会にもなっています。これからもRekMAを活用して、内定者はもちろんのこと、社員に対してもエクレクトの文化をより深く浸透させていきたいと考えています。
※ページ上の内容は2023年3月時点の情報です。